声は呼吸のうえに乗っている
こんにちは。
少しだけ、深呼吸してみませんか?
この言葉から始めたInstagramのリール動画
見てくださった方の中には、心がふっとゆるんだ…そんな感覚を持ってくださった方もいるかもしれません。
実はこの「深呼吸」、声にとっても、ちょっとしたきっかけになることがあるんです。
■ 声は、呼吸のうえに乗っている
話すとき、私たちは無意識に息を使っていますよね
けれど、緊張していたり、心が急いでいると、呼吸は浅くなりがちです
そのままで声を出そうとすると、こんなことが起きやすくなります
・声がかすれる
・うまく響かない
・息が続かない
実は、声は 呼吸 という“土台”の上に乗って出てきているもの⭐️
だからこそ、まず「整えるべき」は、声そのものよりも、呼吸なのです。
■ 呼吸が変わると、声も心も変わる
実際、私のレッスンに来てくださる方の多くが、最初は「声に自信が持てない」と感じている方が多いです。
その原因として、呼吸が浅い状態であることがよくあります。
でも、ほんの少し深く息を吸って、意識を持って吐くだけで――
「声が出しやすくなった気がする」
「息が通って、声が柔らかくなった感じがする」
そんな変化をお話しされる方が多いんです。
不思議に思えるかもしれませんが、それが、声と呼吸のつながりだったりします
■ 今日からできる、やさしい呼吸の時間
日常の中で、ほんの数分でできる呼吸ワークをご紹介します。
無理なく、自分のペースで試してみてくださいね。
▷ 胸に手を当てて、息を感じてみる
目を閉じて、胸にそっと手を置いてみます。
そのまま、自然な呼吸を感じてみるだけでも、少しずつ息が深くなるような気がします。
▷ 息を吐きながら「ふぅ〜」と声を流してみる
声を出そうとするというよりは、息に乗せて“流す”ような感覚で。
大きな声じゃなくても、静かに息と一緒に出してみると、肩の力がすっと抜けるようなこともあるかもしれません。
(Instagramのリールでも、このようなワークの様子を映像と音で感じていただけます)
■ おわりに
話すことは、ときにエネルギーがいるものでもありますよね。
でもだからこそ、まずは声を整える時間を、やさしく持ってみるのもいいのかなと思います。
「変わらなきゃ」と頑張るよりも、
「今の自分」を感じながら、少しずつ整えていく。
そんなふうに声と向き合う時間を、
これからも一緒に育てていけたら嬉しいです。
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