喉が痛くなる前に。“がんばり声”を手放すヒント


こんにちは

「少し話すだけで、すぐに喉が痛くなる」

「1日話したあとには、もう声が出にくい」

そんなお悩みを抱える方が、私のレッスンにも多くいらっしゃいます


特に、人前で話すことが多い方や、声に気をつかってきた方ほど、

“がんばりすぎた声”が、喉に痛みとして現れていることがあります


でもその痛みは、決して「声が下手だから」ではありません

むしろ、一生懸命に伝えようとしているあなたの誠実さや緊張感が、声にあらわれているだけかもしれません


▪️ なぜ喉が痛くなるのか?

喉の痛みの原因はさまざまですが、レッスンの中で多いのが、こんなパターンです

  • 息を止めて、力んで話してしまっている
  • 喉をギュッと締めて、声を押し出している
  • 気持ちの緊張が、身体(喉)にあらわれている

どれも、「ちゃんと伝えよう」「失敗したくない」という気持ちがあるからこそ

つまり、悪いクセというよりも がんばっている証拠なんです

でもずっとそのままだと 喉に負担がかかり続けてしまいますよね



▪️声は「出すもの」ではなく、「自然に外へ出ていくもの」

痛みを減らしていくために大切なのは、

力を入れて「声を出す」のではなく、声を“通して”いく感覚を身につけること


実は、声は「出すもの」ではなく

**「自然に外へ出ていくもの」**なんです


力を込めて喉から押し出すのではなくからだの奥の方(お腹や背中)から

息に乗せて声が外に“出ていく”ようにイメージしてみる

すると、喉はもっとラクに、優しく響くようになります


\ かんたんワーク /

① 鼻から吸って、ゆっくり吐く(3回)

② 吐く息にのせて「はー」と小さな声で出す

このとき、息を止めず、喉を締めず、優しく相手に息を届けるイメージで

少しずつ、喉の緊張がゆるんでくるはずです


▪️ 声を整えることは、心を整えること

声は、からだと心の“通訳”のようなもの

どこかに無理があるとまっすぐに届けたい声にも影響が出てしまいます

だからこそ、まずは

「もっとちゃんと話さなきゃ」ではなく“今の声”にやさしくなることが大切です


必要なのは、がんばって作る声ではなく、

世界に一つしかない、あなたの声を磨いていくこと


それが「話す為のボイストレーニング」で私がお伝えしていることのひとつです


▪️ おわりに

あなたの声は、あなたの体と心がつくり出している、大切なあなただけのものです

無理をせず ていねいに声と向き合うことで、喉が痛まない話し方が見つかって行きます。


少しずつ、やわらかく、無理のない声

そんな声を一緒に見つけていきましょう


\レッスンについて/

喉をいたわりながら、伝わる声を育てたい方へ

個人レッスンや、グループクラスも行っています

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話す為のボイストレーニング

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