自己紹介|ボイストレーニングに込めた想い

声に悩んでいた私が、いま伝えたいこと


はじめまして。

俳優・ボイストレーナー、そして子育て中の母でもあるYU KOです。


このページでは、私自身が「声」に悩み、

そして向き合い続けてきた歩みを、少し綴ってみました。


初めてこの教室を訪れてくださった方にも、

レッスンを受けてくださっている皆さまにも、

“声”と向き合う時間が、少しでもあたたかく、前向きなものになるように。

そんな想いで書いています。


■ 声に悩んでいた子ども時代


小さい頃の私は、

言葉をうまく発音することが苦手で、

周りの子よりも少し話し方に特徴があったようです。

はっきりとした戸惑いや恥ずかしさの記憶はないのですが、

幼稚園のお友達に話し方をからかわれて、

嫌だったな、という気持ちは今でも残っています。

当時、担任の先生から母に声をかけていただき、

「ことばの教室」に通うことになりました。

通っていた頃のことは断片的にしか覚えていないのですが、

その時間の中で、「声」や「ことば」と少しずつ向き合いはじめた

小さなきっかけが生まれていたのだと思います。


そして、通いはじめて間もなく、

私の話し方はあっという間に変わったそうです。

幼いながらにも、その中で何か大きな気づきがあったように思います。



■ 劇団研究生時代の苦しさ


俳優を目指して、劇団の研究生として過ごしていた頃。

私はずっと、滑舌や通る声に悩んでいました。

特に印象に残っているのは、

頑張れば頑張るほど、声が出なくなってしまうこと。

緊張したり、気合いを入れたりすればするほど、逆に噛んでしまったり、滑舌が悪くなってしまったり。

そのたびに悔しくて、誰よりも発声練習や滑舌練習に取り組みました。


でも——

頑張れば頑張るほど、空回りしてしまう。。


「どうすれば、ちゃんと伝わる声になるんだろう?」

「どうすれば、滑舌良く喋れる様になるんだろう?」


そんな問いを、ずっと胸の奥に抱えながら、

もがくように日々を過ごしていました。

周囲と比べて落ち込むこともたくさんありました。


でも、だからこそ

“声の出し方”だけでなく、

心や身体そのものをどう整えるかという視点が、私の中に少しずつ育っていったのだと思います。


■ 声は、変わります


たくさんの試行錯誤を経て、今思うのは――

声は、変わる。

無理に作り込まなくてもいい。

本来の自分の声に出会い、少しずつ見つけて、磨いていくことで、

「この声が自分らしくて好きだな」と感じられるようになること。


それは、表現者に限らず、

日々の暮らしの中で声を使っているすべての人にとって、とても大切なことだと感じています。



■ レッスンでは…


私のレッスンでは、まず呼吸からゆるめながら、

心と身体にやさしく寄り添うことを大切にしています。

声を整えることは、誰かの前で“うまく話す”ためだけではなく、

“自分とつながり直す”時間でもあると感じています。


そして何より、

レッスンを通して、「自分の声を好きになれること」を目指してもらえたらと願っています。


今ある声を否定するのではなく、

その中にある“本当の声”に気づき、少しずつ見つけて、磨いていくこと。

そして、自分の声をしっかりと使って、

安心して、確かに言葉を届けられるようになること。


それは、技術だけでなく、

声と心が自然に整っていくプロセスの中で育っていくものだと思っています。



▽ 対面レッスン受付中

📍 浦和・船橋・駒込の3拠点にて、対面レッスンを行っています。

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レッスンの詳細は、クラス紹介ページをご覧ください


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